昇降機は数多くの部品から構成される複雑な機械装置であり、適切に維持管理されなければ部品の劣化等により重大な事故を誘発することにもなりかねません。

　しかし、一般的には専門知識を持たない昇降機の所有者が自ら保守・点検を行うことは困難です。このような問題意識に基づき、昇降機の所有者・管理者、保守点検業者、製造業者の方々がそれぞれの役割を認識した上で昇降機を適切に維持管理できるよう、国土交通省は平成28年2月に「昇降機の適切な維持管理に関する指針」及び「エレベーター保守・点検業務標準契約書」を策定し、公表しました。

　今般、令和6年6月に民法改正等関係法令が改正されたことを受けて同指針及び標準契約書が改正されました。 　

   この改正を受けて改訂した「新訂『昇降機の適切な維持管理に関する指針』及び『エレベーター保守・点検業務標準契約書』解説」をテキストとして、下記のとおり説明会を開催します。今般の改訂内容も含めて詳細に解説いたしますので、是非ご参加くださいますようご案内いたします。